SPECIAL INTERVIEW

Tableauデータセイバー
って、何者なの!?

―ビッグデータのプロフェッショナルとは―

回答者 : 飯盛
株式会社NTTデータ ニューソン デジタルソリューション事業部ビッグデータ統括部ビッグデータビジネス担当 課長代理
エンドユーザとのコミュニケーションを重視し、求められるモノの一歩先を行くことを心掛けている。
AWSやGCPで構築された分析システムのデータを利活用し、マート開発やBIによる可視化を得意とする。
回答者 : 田島
株式会社NTTデータ ニューソン デジタルソリューション事業部ビッグデータ統括部ビッグデータビジネス担当
2020年度新卒入社の若手のホープ。
SQLを駆使したデータ分析やTableauでの可視化によってお客様の施策検討とその効果測定を得意とする。
回答者 : 中村
株式会社NTTデータ ニューソン デジタルソリューション事業部ビッグデータ統括部ビッグデータビジネス担当
2018年度新卒入社の若きエース。
これまで、観光・製薬・飲料など多彩な業種での分析案件に携わる。
分析システムにおけるマート開発やTableauダッシュボード開発に加え、運用自動化や業務効率化にも取り組み実績を上げる。
これからDATA Saberへチャレンジする。
インタビュアー
こんにちは。今日はよろしくお願いいたします。
早速ですが、DATA Saberについて教えてください。DATA Saberとはどのような人がなれるのでしょうか?
飯盛
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
現在Tableauは世界中で使われているBIツールですが、様々なコミュニティも発足しています。 そのコミュニティの中から発生した資格が「DATA Saber」です。
DATA Saber取得者の弟子となって、Tableauのスキルだけでなく「このデータから導き出せるものが何であるか」や「どういった見せ方が効果的か」といったことを学んでいきます。
90日間で与えられたすべての課題を完了させる必要があります。
インタビュアー
なるほど、ありがとうございます。Tableauの知識だけではなく、データ分析の力も必要、ということですね。
お話の中で、DATA Saber取得者の弟子となる、ということですが最初はどなたの弟子となったのでしょうか。
田島
NTTデータのDATA Saber取得者を師匠としました。私自身NTTデータの案件に参画しており、現場レベルで連携しながらDATA Saber取得を進めました。
インタビュアー
そうなんですね。案件を進めながら取得される、というのは想像すると大変そうなのですが、なぜDataSaberを取得しようと思ったのでしょうか。
飯盛
正直、最初は上司からの勧めでした。NTTデータ担当者と私の上司の間で、DATA Saberが話題となりNTTデータ内でも有志で取得を進めているということだったので、ニューソンでもその流れにのるしかない、という感じで。
私自身、業務でTableauを使用していたのでそれなりのスキルは持っていましたが、実際にDATA Saberの先輩の話を聞いて、Tableauのスキルだけではないデータドリブンカルチャーの理解に興味が湧きました。
インタビュアー
取得までの90日はいかがでしたでしょうか。
飯盛
業務を遂行しながらの学習は正直言って楽ではありませんでした。
課題は数も多く、かなりの思考力と時間を要しますので、逆に業務をいかに効率的に終わらせて学習に時間を充てるか、ということを考えました。
インタビュアー
実際に取得してみて、なにか変わったことなどありますか?
田島
データの見方が変わりました。
こっちのデータを使えばこういう分析ができてこう可視化すれば効果的、といった考え方ができるようになりました。ですので、エンドユーザから挙がってくるデータ可視化への要望に対して、プラスアルファの回答ができるようになり、提案型の動きが増えてきて現場でのプレゼンスが上がるのを実感しています。
インタビュアー
これからDATA Saber取得に取り組む中村さんは、どういった理由から取得を目指しているのでしょうか。
中村
私も上司からの勧めがきっかけです。
ただ、取得者の現場での動きやお客様からの評価を聞くと自分も乗り遅れたくないと思ってます。
DATA SaberはTableauの資格というより、データドリブンを理解するための学習といった意味合いもあると思います。学習を進めればツールに依らないスキルを得ることができます。
もちろんTableauは世界でもトップクラスのシェアを持っていますが、他のBIツールでも十分に活かせるスキルを身につけることができると思います。
インタビュアー
なるほど、お話を聞かせていただきありがとうございました!