スマートグラスって
ほんとうに使えるの?
~担当者から(本音を)お伝えします~

デジタルソリューション事業部
デジタルソリューション営業部 担当部長
吉谷 淳 (JUN YOSHITANI)

質問者
株式会社NTTデータ ニューソンの以前からのお客様で製造業の生産技術課長。
コロナ禍で出張や移動が制限され、ビジネスの品質維持に課題を抱えているが、本業で多忙なこともあり、新しいソリューションまで手を出せていない。
回答者 : 吉谷 淳
株式会社NTTデータ ニューソン、デジタルソリューション事業部デジタルソリューション営業部 担当部長。
スマートグラスを活用した遠隔作業支援ソリューション「InfoMesh Visual Navigator®」の営業担当。(※文中では、IVNと略すことがあります)
数年間に渡ってお客様と接する中で、「導入に至るパターン、至らないパターン」についてはつかめてきた。

ここのところ、コロナ禍での出張や移動制限が続いていて、現場に直接指示がしにくくて困っています。スマートグラスを利用して現場とやりとりできると聞きましたが、実際のところ、他社では本当にうまくいっているんですか?

ホンネで答えると、うまくいかなかったケースは残念ながら沢山あります。中でも多い失敗パターンは、「ウチもスマートグラスを使ってみたらどうだ?」と上司に勧められたので、というケース。先進のハードウエアを入れたら今までにない、何か良いことができるだろう、というあいまいな期待で検討を始めるような場合は大体、途中で話が止まりますね。

えっ、それってよくある話ですよね(笑)。やっぱり難しいんですか?

いえいえ、ちょっと待ってください。成功しているお客様ももちろんいらっしゃいます。それにはいくつか理由があるのですが、一番大事な成功への近道は、やりたいことが具体的で明確なこと、なんです。
例えば・・・
「客先での修理で、何時間もマシンとにらめっこしたり、出直すハメになりたくない」
「中国の工場立ち上げを支援したいが、出張ができない」
「施工検査を行うために全国出張していたが、物件が増えすぎて対応しきれない」
といった、具体的で切実なニーズですね。

まだよくわからないなあ。それって当たり前のように聞こえますけど。

確かにそうですよね。でも、そこを固めずに「いろんなことができるかも?」と進めてしまうと、「何ができれば利用開始するのか」という導入基準がブレてくるんですよ。
そのうち、スマートグラスが重いとか、バッテリーがすぐ切れるとか、「検討をやめる理由」の列挙が始まります。こうなると「今後の進化を待つ」みたいなレッテルが貼られて、検討はお蔵入りです。

逆に導入に成功されたお客様は違いますよ。
例えば 「修理作業時間を短縮したい!どうすれば良いか」 という課題に直面しているとします。修理を担当する若手技術者は、十分に教育されずに現場に行くこともあります。現場で先輩社員に相談しようとしても、修理作業中にスマホを持ったり、電話を掛けるために持ち場を離れるのはなかなか難しいですよね。そこにスマートグラスを使うことで先輩社員やサポートセンターから、耳元で指示を受け、わからなければ映像・画像で支援してもらう。ハンズフリーなので、両手で作業を続けながら効率よく修理していけるんです。

この目的が実現できるかどうかに絞って検討していくと、導入可否が明確になります。

スマートグラスの最大の特徴は、やはりハンズフリーですね。例えば中国工場の立ち上げ支援にご利用いただいた事例では、現地社員と同じ目線で設備の説明や操作指示ができるので、出張しなくてもこれまでのような生産支援が行えると、お客様にたいへん喜んでいただいていますよ。

うーん・・・・こう言っちゃなんだけど、導入のメリットってその程度なんですか?スマートグラスっていうくらいだから、もっと色々とできるのかな、と思っていましたよ。

そのご意見もわかります。実際、スマートグラスを使って3Dコンテンツが飛び出して見えるソリューションなんかも世の中にはありますからね。
ただ、当社ではそちらの方向は狙っていません。目指す目的はあまり派手じゃないけれど、今すぐ解決したいビジネスの現場の課題を支援したいんです。そしてそのためには、スマートグラスだけじゃなくて、現場を支援するために特化したソフトウェアが必要になります。
当社の InfoMesh Visual Navigator®(※以下「IVN」と略すことがあります) は、そこを実装しているところが強みなんです。ただ現場の映像が映るだけで良いのなら、Web会議ツールで良いことになりますからね。

そうなんですよ、うちの部署でもXXX(Web会議ツール)を使えば?って指示がきたりしていて・・でも、それとは実際どこが違うのかな?

Web会議ツールだと、例えば現場で撮影した写真とライブ映像を瞬時に切り替えたり、撮影した写真にマーキングしてスマートグラスに返送したりできないですよね?
「IVN」は特に支援者目線の機能を重視して作り込んでいるんです。なので、PC側で現場の写真を撮ったり、ズームしたり、映像を録画するなんてこともワンタッチでできるんですよ。

このようなソフトを評価するには、試してみるのが一番ですよね。そこでお勧めしたいのが PoC(=実機検証)です。当社では、レベルにあったさまざまな検証メニューをそろえています。

どの検証も基本的には当社の方でソフトウェア(InfoMesh Visual Navigator®)とスマートグラスを用意(*1)しますので、気軽に始めていただくことができます。お客様がご購入済のスマートグラスによる検証も可能ですのでご相談下さい。
この検証で一番大事なのは、「想像ではなく、実際に使ってみる」事です。ここで初めて見つかるメリットやデメリットが、たくさんあるんですよ。
(*1)Wi-Fiルータと支援用PCについてはお客様がお持ちのものを利用して行います。

無償での検証もできるんですね。でも、うまくいくかなあ。

そこはご心配なく。当社が水先案内人となってしっかりご支援します。販売開始から3年超、様々な事例を見てきた私たちが、成功への最短ルートをお手伝いします。
特に2週間の無償検証は、最近追加したメニューなので、ぜひお使い下さい。

では、うちも導入検討を始めてみようかな。課題ははっきりしているから、具体的な検証シチュエーションを設定できるし。どんな感じで進めるといいですか?

まず、最初にウエブ会議か面談で実機デモを含めて「IVN」をご紹介します。
その際に、お客様の業務とそこにある課題をお伺いし、「IVN」で解決できそうか、を確認しましょう。いけそうだね、となれば 1DAY か 2WEEK の PoC を選択いただくのが良いです。PoC の間にも、お客様のご希望を当社メンバがしっかり伺って解決できるようにしていきますので、業務への適用感覚がつかめてくるでしょう。ちなみに、もしフィットしそうにない場合には、正直にお伝えするようにしていますので、万が一の場合でも無償検証レベルで撤退可能ですよ。

検証中は実際の作業者の方々にも意見を伺って、メリットが出そうだ、となれば、まずは小規模スタートをお勧めします。「IVN」の最も安価な導入プラン、「InfoMesh Visual Navigator® Lite(月額70,000円~)」 を検討いただくとよいと思います。わずかな投資で、投資効果の実検証を行いながら随時拡大をしていく。この流れが成功への着実なルートです。

月70,000円なら、出張代1回なくすだけでもペイできそうですね!思ったよりずっとハードルが低いんだ。

はい、ただ、これ以外にスマートグラスの購入代は必要です。費用は機種や台数によって異なります。「InfoMesh Visual Navigator® Lite」には3台分のソフトウェアライセンスが入っているので、2~3 台での導入ならこれでいけます。あとWi-FiルータとPCは貴社でご準備いただくことをお忘れなく。

なるほど、じゃあさっそく試してみるか!