モバイル対応Web変換事例2:東建コーポレーション様

NTT DATA NEWSON Corporation

この記事は2014年9月時点のもので、モバイル対応Web(InfoMesh Mobileと記載)の開発事例です。

 

PCでしか使えないWebアプリケーションを短期間にiPad対応へ変換

1974年に創業した東建コーポレーション様は、アパート・賃貸マンション・貸店舗等の企画・設計・施工から仲介・管理・経営代行まで行 なう総合建設企業。2003年に東証と名証の一部に上場し、IT戦略を武器に加速をつけて、さらなる成長を続けている。同社では、営業部門の業務効率の改 善と「データ経営」の実現に向けてInfoMesh Mobileを導入し、iPadの活用を促進している。

 

社内の業務で利用している
Webアプリケーションが
iPadで使えない


二つの主要なWebアプリケーションが

InfoMesh Mobileで変換されてiPadで利用できるようになった

 

日本全国で約3000名の営業部員にiPadを配布したが利用できない業務システムがあった

東建コーポレーション株式会社
情報システム部/システム企画設計課
菱野 靖 氏

東建コーポレーション株式会社の情報システム部/システム企画設計課の菱野靖係長は、InfoMesh Mobileを導入するに至る経緯を次のように振り返る。

「かねてから、当社のトップはIT武装化戦略という経営企画のテーマを掲げています。その中で、ITによって現場の情報を的確に捉え、そこから得ら れた知見で経営判断を行っていく『データ経営』を推進しています。その一環として、2013年に各支店に配備していたパソコンをiPadに替えるという方 針が打ち出されました」

同社の支店は、日本全国に約180拠点あり、約3000名の営業部員が働いている。以前は、各拠点の中に複数人で共有するパソコンが配備されてい て、営業日報による報告や各種の業務システムを使って、契約や工事などの業務を行っていた。しかし、共有パソコンであるため、日報を入力するために誰かが 使い終わるのを待たなければならないとか、現場から支店に戻らなければ各種の書類が作成できない、などの課題を抱えていた。そこで同社の経営トップは、パソコンを利用しなくて済むように、全営業部員へのiPadの配布を決定した。ところが、それが情報システム部門にとっては、新たな課題を抱えることとなっ てしまった。

「当社の業務システムは、Webアプリケーションとして開発されていましたが、社内の標準規格としていたWindowsとInternet Explorerのみの対応となっていました。そのため、iPadに搭載されているSafariというWebブラウザで使おうとすると、レイアウト崩れや ボタンなどが動作しない、といった問題が発生し、システムが使えないと、お客様への商談そのものに支障が出てしまう可能性があるのです」と菱野氏は説明す る。

 

InfoMesh Mobileの性能とコストパフォーマンスを評価して採用

「今回のiPad導入は、トップダウンによる指示だったのと、緊急に対応しなければならなかったので、人的にも製品的な効率からも、開発に使える時 間が短かったのです。そこで、2013年の末から検討をはじめて、年明けにはすぐニューソンへInfoMesh Mobileの説明に来てもらいました」と菱野氏は解決に向けた取り組みについて話す。

InfoMesh Mobileは、現行の業務システムを改修する必要がなく、Webブラウザで表示されるデザインの部分だけを変換するため、導入コストの大幅な削減と開発の期間を短縮できる。

「選定にあたっては、InfoMesh Mobileを採用した場合と、WebアプリケーションそのものをiPad対応に改修する方法で、相見積もりを取りました。その結果、InfoMesh Mobileで対応すると、3~4割ほど予算を抑えられるという試算が出たので、導入を決めました」と菱野氏は選定の理由を補足し、さらに続ける。

「時間がなかったこともあり、できるだけWebアプリケーションのロジックに関係する部分は、改修したくなかったのです。InfoMesh Mobileは、現行のシステムとFirewallの間に設置するだけで、コンテンツをiPad対応に変換してくれます。そのため、ソースコードを改修す るより安全で確実です。システム部門としては、それはとても大きなメリットだと評価しました」

 

わずか2カ月弱で導入を完了し、円滑なiPadからのアクセスを実現

2014年2月にInfoMesh Mobileの採用を決めた同社では、すぐに導入を開始した。

「InfoMesh Mobileでコンテンツの変換をしようと着手したシステムは二つです。一つは、着工PAと社内で呼んでいる自社開発のシステムで、建築物の契約から着工 までに関わる業務進捗を管理するシステムです。もう一つは、PLANという収支計画を作成するシステムです。どちらも営業担当が業務で主に利用するシステ ムです。しかし、Internet Explorer用に開発されたシステムだったためiPadで表示するとレイアウトが崩れてしまったり、利用できなかったり、あるいは進捗の管理やお客様 へ提案する収支計画を作成できない、といった支障が出ていました」と菱野氏。

この二つのシステムに対し、InfoMesh Mobileでシステムそのものに手を入れることなく、それぞれ数十画面ずつをわずか2カ月弱という短期間でブラウザ依存の問題を解消し、iPadからのアクセスを可能にした。

「5月からInfoMesh Mobileが本格的に稼動していますが、これまでトラブルなく円滑に機能しています。InfoMesh Mobileをインストールしているサーバの稼動状況も定期的にモニタしていますが、現場で使われている様子が稼動率からもわかります。また、現場から操 作に関する問い合わせなどもほとんどないので、InfoMesh Mobileが的確にコンテンツを変換している効果だと受け止めています」と菱野氏は導入を評価する。

 

今後はモバイルでの積極的な利用やより操作性を向上させる

「今回のInfoMesh Mobileの導入は、まずInternet Explorerで動いていたPC画面のシステムをそのままiPadのSafariで使えるようにすることが大きな目的でした。この問題点は、すでに構築 していたシステムを改修することなく短期間でクリアすることができました。今後は、さらにInfoMesh Mobileの利用を促進するため、よりスマートデバイスに合った、使いやすく見やすい画面デザインへ変更していきたいと考えています。そして、営業が外 出時でもお客様へすぐに進捗状況や収支計画を案内し、よりスピーディな現場対応ができるようにしていきたいと考えております」と菱野氏は今後に向けた展望 を語った。

 

【User Profile】
東建コーポレーション

  • 本 社:愛知県名古屋市中区丸の内2丁目1番33号 東建丸の内ビル
  • 設 立:1976年7月17日(創業:1974年9月)
  • 代表者:代表取締役社長兼会長 左右田 鑑穂(本名:左右田 稔)
  • 資本金:4,800,000,000円
  • URL:http://www.token.co.jp

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