こんにちは。NTTデータ ニューソンの岩田です。
2026年6月にサンフランシスコで開催されたDatabricksの大型イベント「Data + AI Summit 2026」、通称「DAIS2026」に参加してきました。

筆者にとって、プライベートを含めても今回が初めての海外渡航です。
本記事では技術的な発表内容から少し離れ、海外初心者の視点から、DAIS2026へ参加するまでに準備したこと、現地での移動、英語でのセッション参加、食事や通信環境、サンフランシスコの街の印象などをご紹介します。

「海外カンファレンスに参加してみたいけれど、準備や現地対応が不安」
「英語が得意ではないけれど、海外イベントに参加できるのだろうか」
「DAISに行く場合、何を準備しておけばよいのか」

そういった方の参考になればと思います。


Databricksの技術発表や各セッションの内容については、以下の記事で詳しくご紹介しています。


DAIS2026とは

「Data + AI Summit 2026(DAIS2026)」は、Databricksが主催するデータ・分析・AI領域のグローバルカンファレンスです。2026年6月15日から18日まで、米国サンフランシスコのMoscone Centerで開催されました。

会場では、キーノート、ブレイクアウトセッション、ハンズオン、展示、ネットワーキングイベントなどが行われ、データエンジニアリング、AI/BI、ガバナンス、生成AI、AIエージェントなど、Databricksに関わる幅広いテーマが扱われていました。

筆者は今回、Databricksのパートナー企業の一員として、最新動向を把握し、今後のビジネス展開やお客様への提案に活用できる技術・事例を収集する目的で参加しました。
この記事では技術の細かい話よりも、「実際に海外へ行くまでに何を準備したか」「現地でどう動いたか」「何が大変で、何に助けられたか」を中心にお伝えします。

まずは参加前の準備

DAISに参加するには、まず公式サイトからイベント登録を行います。

2026年は2月中旬頃に参加登録が始まっていたようです。イベント登録とあわせて、公式サイト経由でホテル予約もできるようになっていました。
サンフランシスコの会場周辺ホテルは人気が高く、近いホテルから順に埋まっていく印象でした。

今回筆者が宿泊したホテルは会場まで徒歩10〜15分ほどでしたが、実際に行ってみると、さらに会場に近いホテルもありました。このあたりは、初参加だと土地勘がないため、正直なところ行ってみないと分からない部分もあります。
ただし、ひとつ言えるのは、ホテルは早めに押さえた方がよいということです。2026年はFIFAワールドカップの開催期間とも重なっており、ホテルや航空券は全体的に高額だと感じました。

海外渡航に向けて準備した主なものは、次のとおりです。

  • パスポート
  • 航空券
  • ESTA
  • 海外で利用できる通信手段
  • Uberなどの移動アプリ
  • Databricks Eventsアプリ
  • 海外利用に対応したクレジットカード
  • モバイルバッテリーや充電器

パスポートは、マイナンバーカードを使ってオンラインで申請できます。ただし、受け取り時には窓口へ行く必要があるため、初めて取得する方は余裕を持って手続きを進めておくと安心です。

米国へ渡航する場合は、ESTAの申請も必要です。申請時にはパスポート番号や宿泊先情報などが必要になるため、パスポートとホテルを確保してから手続きを行うとスムーズです。

通信については、日本で使用している携帯電話の海外利用プランへ加入しました。ただし、現地では場所によって通信速度が出にくいこともありました。
空港、ホテル、会場周辺でWi-Fiを利用できたことは、非常に助かりました。

セッションは事前に予約する

DAISは、セッション数が非常に多いイベントです。

2026年も800以上のセッションがあり、当日になってからすべてを確認し、参加先を決めるのはほぼ不可能です。
Databricks公式サイトやDatabricks Eventsアプリからセッションを検索・予約できるため、事前に自分が聞きたいテーマを決めておくことをおすすめします。

筆者は6月16日から18日まで、多くのセッションを予約していました。

しかし、実際に現地へ行ってみると、予定どおりにすべて参加するのは困難でした。
時差ぼけがあるうえ、朝からプログラムが始まり、会場も広いためです。さらに、セッション間の移動や昼食の時間も確保しなければなりません。

一方、予約が埋まっていたセッションでも、現地で空きが出て参加できる場合がありました。予約者全員が必ず来場するとは限らないためです。
筆者も現地で予定を組み替え、別のセッションへ急きょ切り替えることがありました。

実際に参加して感じたポイントは、次のとおりです。

  • 事前に参加したいセッションを予約しておく
  • 「絶対に聞きたいもの」と「時間が合えば聞きたいもの」を分ける
  • 現地では予定どおりに進まないことを前提にする
  • 予約できなかった人気セッションも候補として残しておく
  • 建物間やフロア間の移動時間を考慮する
  • 移動を減らすため、近い会場のセッションで固める

特に初参加の場合、予定を詰め込みすぎるよりも、優先順位を決めて余裕を持たせた方が、結果として内容を理解しやすいと思います。

サンフランシスコへ

筆者は日本時間の6月15日夕方、成田空港からサンフランシスコ国際空港へ向かいました。

現地に到着したのは、同じ6月15日の午前中です。日付変更線を越えるため、出発日と同じ日に到着します。頭では分かっていても、少し不思議な感覚でした。

入国審査では、入国目的を聞かれました。
筆者が「Business trip」と答えると、審査官から「Databricks?」と聞かれました。
これには少し驚きましたが、それだけ多くのDAIS参加者が世界中から来ていたのだろうと感じました。

サンフランシスコ国際空港から市内までは距離があります。
BARTという鉄道を使って市内方面へ移動することもできますが、筆者は初海外で大きな荷物もあり、土地勘もなかったため、空港からホテルまではUberを利用しました。

結果的には、到着直後の不安を減らす意味で、とても良い判断だったと思います。
空港からホテルまでは30分前後、料金はチップ込みで55米ドル程度でした。

Uberは日本国内にいる間にインストールし、決済設定まで済ませておくことをおすすめします。現地に着いてから、通信が不安定な状態でアプリを設定するのは、初心者には大きな負担だと思います。

6月15日:会場の下見と参加登録

ホテルにチェックインした後、さっそく会場へ向かいました。

筆者が宿泊したホテルからMoscone Centerまでは、徒歩10〜15分ほどでした。
歩ける距離ではありましたが、会場周辺には複数の建物があり、初日は位置関係を把握するだけでも少し時間がかかりました。

会場に着いたら、まず受付でバッジとネックストラップを受け取ります。
Databricks EventsアプリでQRコードを提示すると、受付がスムーズでした。

このバッジは、会場への入場、セッションへの参加、食事の受け取りなど、イベント期間中のさまざまな場面で使用します。
なくすと困るため、会場内では常に首から下げておくと安心です。

初日も昼食が提供されていましたが、筆者が到着した時点では提供時間が終わっており、残念ながら間に合いませんでした。
翌日以降は朝食・昼食ともに会場側で提供され、大いに助かりました。
初日は翌日以降に比べると、人はそれほど多くなかった印象です。

会場周辺には至るところにDatabricksの案内や装飾があり、街全体がイベントモードになっているように感じました。

初日は無理にセッションを詰め込まず、ホテルから会場までの道順や建物の位置を確認し、早めにホテルへ戻りました。

初海外、時差、英語でのイベント参加という条件を考えると、初日に無理をしなかったのは正しい判断だったと思います。

サンフランシスコの街の印象

6月のサンフランシスコは、思った以上に空気が乾燥していました。
日本の梅雨時期とはまったく異なり、湿度が低く、肌や喉の乾燥を感じました。

また、日の入りが日本より遅く、夜8時を過ぎても明るかったことも印象的でした。
明るいとつい安心してしまいますが、海外初心者としては、日没時刻だけで安全を判断せず、夜間の単独行動はできるだけ控えた方がよいと感じました。

会場周辺は参加者も多く、大きな不安はありませんでした。
ただし、日本とまったく同じ感覚で行動するのは避けた方がよいと思います。場所によっては雰囲気が大きく変わるエリアもあり、移動中に少し緊張を感じることもありました。

治安について必要以上に恐れる必要はありませんが、次のような基本的な注意は必要です。

  • 夜間の単独行動は控える
  • 荷物は手元から離さない
  • 歩きながらスマートフォンを長時間操作しない
  • 必要に応じてUberなどを利用する
  • 不安を感じる場所には近づかない

物価については、日本の感覚からすると非常に高く感じました。
特に食事は、体感で日本の2倍以上だと感じることもありました。

一方、DAIS期間中は朝食や昼食に加え、夜のイベントでも軽食が提供されたため、結果的には食費を抑えることができました。

街中では、日本車を多く見かけました。
都市部だからなのか、サンフランシスコだからなのかは分かりませんが、想像以上に日本車の割合が高かった印象です。日本系・アジア系の飲食店もいくつか目にしました。

現金については、事前に米ドル紙幣を用意していましたが、今回の滞在では一度も使用しませんでした。
飲食、お土産、交通機関など、基本的にはクレジットカードやスマートフォンのタッチ決済で対応できました。
完全に現金が不要とは言い切れないため、少額を持っておくと安心です。

6月16日:キーノートとセッション参加

6月16日と17日は、午前中にキーノートが行われました。
キーノートでは、Databricksの今後の方向性、新機能や新サービス、実際のデモなどが紹介されます。イベント全体のテーマや流れを把握するうえでも、重要なプログラムです。

まずは朝食です。
会場では朝の時間帯に食事が提供されており、パン、果物、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクなどを自由に取ることができました。

朝食後、キーノート会場へ移動しました。

キーノート会場は非常に広く、ステージ、大型スクリーン、照明、参加者の数に圧倒されました。
今回の出張で最も印象に残っているものの一つが、この会場の熱量です。

キーノートでは、日本語同時通訳デバイスも提供されていました。
内容を正確に追ううえで、非常に助かる仕組みだと思います。
一方、登壇者の熱量や会場の反応を感じたい場合は、理解できる範囲で英語音声を直接聞いてみるのもよいと感じました。
ただし、個別セッションには同時通訳デバイスはありません。
英語が得意でない場合は、イベントのルールを確認したうえで、利用可能な字幕・翻訳機能や、後日公開される動画・資料を活用するのがおすすめです。

また、キーノートの内容は当日中にYouTubeへ公開され、発表内容を補足する公式ブログや関連記事も順次公開されていました。
現地で聞き取れなかった部分や、理解が追いつかなかった内容については、後から動画や記事で振り返ることができます。

そのため、英語に不安がある場合でも、すべてをその場で理解しなければならないと考える必要はないと感じました。

Data + AI Summit Keynote 2026 | Day 1
Data + AI Summit Keynote 2026 | Day 2

キーノート後、筆者は次のセッションへ参加しました。

  • Game Day at Global Scale: How PepsiCo Foods Uses AI to Feed the World Cup
  • Building Permission-Aware AI for Enterprise Content with LakeFlow Connect
  • Vibe Your Data Model, Supercharge Your Genie
  • From Two Hours to Two Minutes: Panasonic’s Global Scale Engineering With the Data Intelligence Platform
  • Grounding Legacy BI: Etihad Airways’ Transition to AI-Powered Self-Service with Genie

製品機能の説明だけでなく、実際の企業がどのような課題に対してDatabricksを導入し、業務へ組み込んでいるのかを直接聞けたことは、現地参加ならではの価値でした。

日本にいると国内事例や自社周辺の情報へ目が向きがちですが、世界中の企業がデータとAIの活用を進めていることを実感できました。

また、グローバル企業がAIやデータ活用をどのように事業へ組み込んでいるかを現地で学べたことは、今後のお客様提案や技術習得の方向性を考えるうえでも大きな収穫でした。

食事と飲み物は想像以上に充実

DAIS期間中、朝食と昼食が提供されていたことは、大いに助かりました。

昼食はサンドイッチ系のメニューが多く、量も多めでした。
筆者の場合、初日は昼食時間に間に合わず自費で食事を取りましたが、それ以外は基本的にDAIS側で提供される食事で十分でした。これはうれしい誤算でした。

サンフランシスコは外食費が高いため、会場で食事が提供されるかどうかは、出張中の負担に大きく影響します。

会場内には飲み物やウォーターサーバーもあり、水筒へ水を入れている参加者を多く見かけました。
長時間会場に滞在するため、水筒やペットボトルを持参すると便利です。

一方、日本でよく見かけるようなモバイルバッテリーのレンタルサービスは、少なくとも筆者は見かけませんでした。
会場内でスマートフォンを頻繁に使うため、モバイルバッテリーや充電器は持参した方が安心です。

6月16日夕方:Welcome Reception

6月16日の夕方には、Expo会場でWelcome Receptionが開催されました。

展示ブースを自由に見て回りながら、参加者同士で交流したり、食事や飲み物を楽しんだりできるイベントです。

通常のセッションとは異なるカジュアルな雰囲気で、スポンサー企業やDatabricks関連の展示を見ることができました。
ブースを回ることで、セッションだけでは分からない製品やサービスの広がりを感じることができました。

展示やネットワーキングまで含めて、イベント全体が設計されていることを実感しました。

6月17日:キーノート、セッション、日本人向けイベント

6月17日も午前中のキーノートに参加し、その後、次のセッションを聴講しました。

  • Unified SRE Observability: How Workday Democratizes Multi-Platform Insights with Databricks Genie
  • From Bowls to Bots: CAVA's Ask Astro Multi-Agent Supervisor on Databricks
  • Beyond Medallion: Architecting Disney's DATOS for Complex, Real-Time Data Streams With Databricks
  • SharePoint to Lakehouse with Lakeflow Connect — Top 5 Powerful GenAI Patterns

夕方には、日本からの参加者を対象とした「Japan Closing Reception」に参加しました。

このイベントでは、Databricks Japan Teamから、キーノートで発表された内容や新機能について日本語で説明を受けることができました。

英語のキーノートやセッションを聞き続けた後に、日本語で全体像を整理できたことは非常にありがたく、日本から参加した方々と交流する機会にもなりました。

同日の夜には、Oracle Parkで「Data After Hours」という大規模なネットワーキングイベントも開催されていました。
飲食やライブ音楽を楽しみながら、参加者同士が交流するイベントだったようです。

ただ、筆者たちは体力的に限界に近かったため、今回は参加を見送りました。
正直、少し悔しさはあります。次回また参加できる機会があれば、ぜひ行ってみたいイベントです。

海外カンファレンスでは、朝から夜まで多くのプログラムが続くため、体力管理も重要です。
すべてのイベントに参加しようとするよりも、自分の目的と体調に合わせて取捨選択する必要があると感じました。

6月18日:最終日のセッション

最終日の6月18日はキーノートがなく、セッションを中心とした一日でした。

前日までと比べると参加者はやや少なく感じましたが、最後まで興味深いセッションが続きました。

この日に参加したセッションは、次のとおりです。

  • Scaling Databricks Genie 10x at GSK Global Supply Chain: Building a Production AI/BI Factory
  • Extending Genie Agents (formerly Genie Spaces): APIs, MCPs, Integrations, and Embedded Agents
  • How Databricks Apps Facilitated Model Retraining
  • Accelerating the Monthly Financial Closing With Genie

振り返り

今回の出張を振り返り、特に準備してよかったものをまとめます。

ChatGPTなどの生成AIツール

非常に助けられました。

移動手段やルート、現地で分からなかったことなどを、その場で確認するために利用しました。
情報が常に正しいとは限らないため、最終判断は自分で行う必要があります。
それでも、確認すべきことを整理する手段があるだけで、安心感につながりました。

スマートフォン2台

筆者はスマートフォンを2台持参しました。

1台を写真・動画の撮影用、もう1台をDatabricks Eventsアプリ、地図、検索、翻訳、生成AIなどに使用しました。
海外では、スマートフォンを移動、決済、連絡、情報収集に頻繁に使います。
バッテリー切れや故障などを考えると、2台あることによる安心感は大きいものでした。

ただし、必ずしも全員に2台必要というわけではありません。
スマートフォンが1台の場合でも、モバイルバッテリーを持参し、紛失時の連絡方法やデータのバックアップを準備しておくことが重要です。

クレジットカード

今回の滞在では、タッチ決済に対応したクレジットカードが非常に役立ちました。

食事、お土産、交通機関など、ほとんどの支払いをカードで行いました。
海外に行く前に、カードが海外利用に対応しているか、利用可能額に問題がないかを確認しておくと安心です。

総括:初海外でも、準備すれば思ったより何とかなる

今回、筆者にとっては、プライベートを含めて初めての海外渡航でした。

出発前は、入国審査、英語、移動、治安、食事、通信など、不安なことが数多くありました。
しかし実際に行ってみると、事前に準備していたこともあり、大きく困る場面はほとんどありませんでした。
もちろん、英語を完璧に聞き取れたわけではありません。
時差ぼけもあり、朝から夜まで予定が続くため、体力的には想像以上にハードでした。
予約したセッションにも、すべて予定どおり参加できたわけではありません。
それでも、現地でしか感じられないものがありました。
特に、キーノート会場の熱量、Expoの規模、世界中の企業がDatabricksを活用している事例、そしてDatabricksに携わる多くの参加者が集う様子は、オンライン視聴や資料だけではなかなか伝わらないものだと思います。

DAISは、Databricksの最新機能を知るだけでなく、世界中の企業がデータとAIにどのように向き合っているのかを体感できるイベントでした。
初めての海外出張を通じて、現地では予定どおりに進まないことを前提に準備し、限られた時間の中で目的に応じて行動を組み替える重要性も学びました。この経験は、今後の海外イベント参加だけでなく、お客様への提案準備やプロジェクト推進にも活かせると考えています。

また、初海外で英語に不安は多少ありましたが、必要な準備をしておくことで、参加のハードルは想像していたほど高くありませんでした。
それ以上に、現地へ足を運んだことで得られる刺激や学びの方が大きかったと感じています。

今後、DAISや海外カンファレンスへ参加する機会がある方には、現地参加を検討する価値があるとお伝えしたいです。
体力的には大変ですが、目的を明確にして参加すれば、それに見合う経験を得られると思います。

当社では、技術習得や市場動向の把握を目的として、海外カンファレンスへ参加する機会もあります。今回得た経験や知見を今後の業務に活かしながら、お客様へのさらなる価値提供につなげていきたいと考えています。


おまけ:サンフランシスコでWaymoに乗ってみた

ここからはDAIS本編を少し離れ、サンフランシスコらしい体験をご紹介します。

帰国日に、完全自動運転の配車サービス「Waymo」を利用しました。

サンフランシスコでは、運転席にドライバーがいない車両が、実際の道路を走行しています。
筆者が利用した際は、アプリ上でサンフランシスコ国際空港を目的地に指定できなかったため、Colma BART StationまでWaymoで移動し、そこからBARTで空港へ向かいました。

移動ルートは次のとおりです。

  • ホテル
    ↓ Waymo
  • Colma BART Station
    ↓ BART
  • San Francisco International Airport

Waymoの料金は42.31米ドル、乗車時間は約1時間でした。

今回は単に空港へ早く移動することよりも、せっかくの機会なのでWaymoを長く体験することを優先しました。
市内を走行し、渋滞にも入ったため、自動運転を十分に体験できました。

車内画面には、歩行者、キックボード、路面電車、周囲の車両などが表示されていました。
緊急車両と思われる車が後方から近づいた際には、道を譲るような動作もあり、自動運転車が複雑な街中を実際に走っていることを実感しました。

車内では、シートベルトを締めていないと警告が表示されるなど、安全面への配慮も感じました。
運転手がいないため、同行者と気兼ねなく会話できることも新鮮でした。

車内は静かで、筆者個人としては、乗り心地や体験としての満足度は非常に高いものでした。

一方、注意点もあります。
まず、配車してから到着までに時間がかかりました。急いで空港へ向かうような状況では、余裕を持って利用する必要があります。
また、アプリで配車、乗車、降車を操作するため、スマートフォンの通信環境とバッテリーの確保も重要です。
筆者はホテルのWi-Fiを利用できたため助かりました。
Waymoの対応エリア、空港への乗り入れ条件、料金などは変更される可能性があります。
利用時には、アプリや公式サイトで最新情報を確認するのがよいと思います。

BARTで空港へ

WaymoでColma BART Stationまで移動した後、BARTでサンフランシスコ国際空港へ向かいました。
BARTでは、タッチ決済に対応したクレジットカードやスマートフォンを改札で直接使用できました。
海外初心者にとって、現地の乗車券を購入せず、普段使用しているカードやスマートフォンで乗車できることは非常に便利でした。
タッチ決済に対応したカードやスマートフォンがない場合は、Clipperカードを利用する方法もあります。

Colma駅からサンフランシスコ国際空港までは約10分、料金は11米ドル程度でした。
WaymoとBARTを組み合わせた帰路は、Uberで直接移動するよりも時間がかかりました。

一方、行きのUberがチップ込みで約55米ドル、帰りのWaymoとBARTが合計約53米ドルだったため、今回のケースでは料金はほぼ同じでした。
つまり、WaymoとBARTの組み合わせに、時間や料金面で大きな優位性があったわけではありません。
今回は移動効率よりも、Waymoを体験すること自体に価値がありました。

Waymoに乗ってみた感想

Waymoは、今回のサンフランシスコ滞在で特に印象に残った体験の一つです。
完全自動運転の車両が街中を走っている光景だけでも驚きますが、実際に乗ってみると、想像していた以上に自然に走行することにも驚かされました。
時間に余裕があり、対応エリア内で安全に利用できる機会があれば、一度乗ってみることをおすすめします。


参考情報

岩田氏

執筆者:岩田 巖

先進ソリューション事業部 企画担当 (所属部門・担当は執筆当時のものです。)
データ分析・機械学習・データ基盤構築を中心にリーダー経験を持ち、近年はDatabricks移行・自動化や社内展開支援を牽引している。

関連コラム

・サンフランシスコ開催「DAIS2026」現地レポート【概要編】
https://www.newson.co.jp/column/2026080301/
・DAIS2026の複数セッションでのAI活用事例の共通点
 ~複数セッション事例から読み解く「本番で使われるAI」の条件~
https://www.newson.co.jp/column/2026080302/
・【Data + AI Summit 2026】3週間で画像ラベリングアプリを構築
 ~Bridgestoneに学ぶDatabricks Apps活用~
https://www.newson.co.jp/column/2026080303/


関連ニュースレター&コラム

【Data + AI Summit 2026】3週間で画像ラベリングアプリを構築

DAIS2026で聴講したBridgestoneのセッションでは、Databricks Appsを活用した画像ラベリングアプリ開発事例が紹介されました。本記事では、その取り組みと実践のポイントをご紹介します。

DAIS2026の複数セッションでのAI活用事例の共通点

DAIS2026で聴講した複数のセッションから見えてきたのは、「AIを業務に定着させる」ための共通した考え方でした。本記事では、各社事例を通じてそのポイントをご紹介します。

サンフランシスコ開催「DAIS2026」現地レポート【概要編】

サンフランシスコで開催されたDAIS2026には、世界150カ国以上から3万人超が参加。本記事では、イベント全体の概要と、Databricksが示したAI時代の最新動向をご紹介します。


関連サービス

Databricksプロフェッショナルサービスアイコン

Databricksプロフェッショナルサービス

Databricks の統合プラットフォームと当社の豊富なビッグデータ経験を活かし、BIとAIを一体で迅速に価値へつなぐサービスをご提供します。


関連事例

Databricks事例

データスチュワードが導くDatabricksへの処理統合と最適化。効率化と統制を両立する、将来につながるデータ基盤へ。

導入事例のタグ
Databricksビッグデータ先進ソリューション
導入事例のピックアップ用タグ
TOPのピックアップエリアに表示事例一覧ページのスライダーに表示