運用統合|標準化|アウトソース|BPO|ITO

IT運用は、個別最適から「全体最適」の時代へ

企業を取り巻くIT環境は、クラウドの普及やシステムの高度化、DXの進展により、年々複雑さを増しています。
業務システム、基幹システム、周辺システムが増え続ける一方で、それらを支えるIT運用の負担は確実に拡大しています。
同時に、IT人材不足は深刻な社会課題となっています。経験豊富な運用担当者の確保が難しくなり、属人化した運用や、引き継ぎが困難な体制を抱える企業も少なくありません。

このような状況下で、従来の「システムごと」「部門ごと」に分断された運用体制を維持し続けることは、コスト面・リスク面の両方から見て、持続可能とは言えません。

なぜ今、運用集約が必要なのか

IT運用を整理・統合し、将来のビジネス成長を支える基盤へと進化させることが、企業にとって重要な経営課題となっています。
多くの企業が、IT運用において次のような課題を抱えています。

課題① システムごとに運用が分断され、全体像が見えない

課題1:システムごとに運用が分断され、全体像が見えない
  • システムごとに運用ルールや担当者が異なる
  • 管理方法や品質基準がバラバラ
  • 障害やトラブル時の連携に時間がかかる

運用が分散していることで、無駄な工数やリスクが見えにくくなっているケースが多く見られます。

課題② 特定の担当者に依存した属人化運用

課題② 特定の担当者に依存した属人化運用
  • 運用内容が担当者の経験や記憶に依存している
  • 手順書や設計書が不十分、または更新されていない
  • 担当者不在時に対応できない

属人化は、引き継ぎ困難・対応品質低下・システムリスク増大につながります。

課題③ 運用に追われ、DXや改善に手が回らない

課題③ 運用に追われ、DXや改善に手が回らない
  • 日々の運用・障害対応で精一杯
  • 新しい取り組みを検討する時間がない
  • IT部門が「守り」の役割に留まっている

本来注力すべきDX推進や新システム開発が後回しになってしまいます。

課題④ 人材不足により運用体制の維持が難しい

課題④ 人材不足により運用体制の維持が難しい
  • 運用担当者の高齢化・退職
  • 新たな人材の確保が難しい
  • 人が増やせず、負荷だけが増えている

人に依存した運用は、将来的な継続性に大きな不安を残します。

上記であげた課題は単なるIT部門の問題ではなく、事業そのもののリスクです。
また、DX推進により、業務システムやクラウドサービスは年々増加しています。その結果、監視・障害対応のルールがバラバラ、品質や対応スピードにばらつき、運用コストが見えにくい、といった「運用の分断」が発生しています。
分散した運用体制では、同じような作業や管理がシステムごとに繰り返され、結果として運用コストが増大します。

当社の運用集約サービス

当社では、運用業務の棚卸し、重複作業の排除、共通化・集約化を行うことで、運用コストの最適化を実現します。また、属人化を解消し、少人数でも運用可能な体制を構築することで、慢性的なIT人材不足という課題にも対応します。

品質・プロセスの標準化による安定運用

運用集約の基盤となるのが、品質とプロセスの標準化です。運用手順書・設計書の粒度を統一、記載ルールや構成を共通化、システムごとの差分を明確に管理、誰が見ても理解できるドキュメントを整備することで、特定の担当者に依存しない運用を実現します。
また、障害対応・変更管理・問い合わせ対応の標準フロー化、判断基準やエスカレーションルールの明確化、対応履歴の一元管理、これらのプロセスを統一することにより、迅速かつ一貫性のある運用を提供します。

自動化・効率化による運用工数の削減

次に、標準化した運用を前提に、積極的に自動化・効率化を取り入れます。
人手に依存していた運用作業を減らすことで、運用工数を大幅に削減し、効率的な運用を実現します。

  • 定常作業・監視・レポーティングの自動化
  • 手作業による運用ミスの削減
  • 運用負荷の高い業務の集約・簡素化

標準化と自動化により、複数のITシステムを少人数で横断的に支えるOneチーム体制が可能になります。

システムリスクの低減とガバナンス強化

運用集約は、コスト削減だけでなく、システムリスクの低減にも大きく寄与します。

  • 手順漏れ・設定ミスの防止
  • 障害時の影響範囲の最小化
  • セキュリティ・コンプライアンス対応の強化

標準化された運用と統制の取れた体制により、安心してシステムを利用できる環境を提供します。

運用集約

運用集約から、次の価値創出へ

運用工数の削減によって生まれたリソースは、新システムの開発、DX推進、IT戦略の高度化など、将来に向けた取り組みへ再配分することが可能です。
当社では、IT運用を「守り」から「攻め」へ転換し、企業の成長を支えるIT基盤づくりを支援します。
運用集約は一度きりの施策ではありません。継続的な改善と最適化を通じて、長期的に価値を生み出すIT運営を実現します。
お客様とOneチームとなり、これからのIT運用を共に創り上げていきます。

分散したシステム運用を集約し、統制の取れた効率的な運用体制を構築します。
コスト削減と品質向上を両立し、持続可能なIT運用を実現します。
運用体制の見直しや集約をご検討の際は、ぜひご相談ください。


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