Automotive SPICE Process Assessment Support Service Automotive SPICEプロセス適用/アセスメント支援サービス

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業界の開発標準 Automotive SPICE のレベルをクリアした
車載ソフトウェア開発を支援いたします

自動運転やコネクテッドカー、電気自動車などCASEの普及が進み、自動車の技術革新が進む中、車載ソフトウェアの品質が自動車の品質に大きく影響するようになり、世界的な開発標準 Automotive SPICE を適用するニーズが増えています。
NTTデータニューソンでは、これまで培ってきた車載組込システム開発のノウハウと Automotive SPICE の知見を活用し、Automotive SPICE の準拠に必要な組織の体制作り、改善活動、プロセス構築活動を支援するための4つのサービスをご提供いたします。

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Automotive SPICEとは

A-SPICE(Software Process Improvement and Capability dEtermination)は、欧州の自動車メーカーの団体が策定した車載ソフトウェア開発のためのプロセスモデルです。

電子システムの導入により自動車の技術革新が進む中で、ソフトウェアの品質が自動車の品質に大きく影響するようになりました。A-SPICEは車載ソフトウェアの品質の確保とサプライヤの能力を判定するために策定されました。

近年は、世界的にA-SPICEに準拠した開発プロセスを要求されることが増えており、自動車部品や電子機器のサプライヤーはA-SPICEの規格をクリアしなければ、自動車メーカーへの納品ができなくなる可能性もあります。

A-SPICEは、ソフトウェア開発において実施すべきプロセスを示した「プロセス参照モデル」と、プロセスの実施能力の判定を行うためのアセスメントのフレームワークを示した「プロセスアセスメントモデル」で構成されており、プロセスごとの能力を評価します。

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プロセス参照モデルは、「主要ライフサイクルプロセス」「支援ライフサイクルプロセス」「組織ライフサイクルプロセス」の3つのカテゴリと8つのプロセス群で構成されています。さらに、プロセスごとに満たすべき要件が定義されており、全部で32個のプロセス定義があります。

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プロセスアセスメントモデルの能力レベルは、0から5までの6段階あり、各プロセスにおける達成度を評価します。

能力 各能力の概要
レベル5
  • プロセスの改善目標が定義され、改善の機会が把握されている
  • プロセスが継続的に改善されている
レベル4
  • 予測可能な目標を達成するためのプロセスの定量的な目標が定義され測定されている
  • 適切な管理技法によって目標からの乖離が分析され是正されている
レベル3
  • 組織の基準プロセスが定義されている
  • 組織の基準プロセスがテーラリングされてプロジェクトに適用されている
レベル2
  • プロセスの実施が計画・監視され、管理されている
  • 作業成果物がレビューされ、適切に管理されている
レベル1
  • プロセスが実施され、その目的が達成されている
  • プロセスで出力されるべき作業成果物がすべて得られている
レベル0
  • プロセスの実施が不完全で、その目的が達成されていない
  • プロセスで出力されるべき作業成果物が得られていない

『Automotive SPICEプロセス適用/アセスメント支援サービス』

当社では、お客様の車載システム開発業務に業界標準:Automotive SPICEを適用していく上で、開発ライフサイクル及び開発プロセスに即した支援をそれぞれご提供いたします。

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Step1:現状診断・改善支援(Automotive SPICE 内部アセスメント)

このステップでは、Automotive SPICEに準拠した方法で「内部アセスメント」を実施し、現状診断・ギャップ分析を行います。

アセスメント対象の開発プロジェクトへインタビューさせていただき、現状のプロセスや組織の標準開発プロセス・開示資料を診断し、Automotive SPICEとのギャップ分析を実施します。
また、分析の結果抽出した課題に対する課題改善施策やAutomotive SPICE能力レベル認定に向けた具体的な改善施策のご提案、及び組織の体制作りをご支援いたします。

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Step2:プロセス構築支援

このステップでは、現状診断、ギャップ分析で抽出した課題を解決していくため、品質保証のストーリーの策定、および既存の「標準開発プロセス定義書」や「プロジェクトテンプレート」をAutomotive SPICEに準拠した実用的な手順・成果物・指標にテーラリングし、標準開発プロセス構築のご支援をいたします。

また、Automotive SPICEに必要な能力レベルの認定が取得できるまで、継続的にプロセス構築・改善業務をご支援いたします。

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Step3:開発プロセス適用・運用支援

このステップでは、Automotive SPICEプロセスに基づいたソフトウェアエンジニアリングを総合的に支援します。

「標準開発プロセス定義書」を基に、対象のプロジェクトに適用し、実際に運用することで、開発プロセスの実運用上の課題を抽出し、開発プロジェクトの活動や、標準開発プロセス定義にフィードバックしていきます。具体的には以下の内容となります。

  • プロセス適用/開発支援:要件分析~ソフトウェア設計~実装~評価
  • PMO支援
  • 品質保証活動支援
  • 構成管理実施要領の策定及び、ツール導入・運用支援(CI/CD等)
  • 課題管理実施要領の策定及び、ツール導入・運用支援
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当社は TERASOLUNA 及び Altemista の知見があり、これらを活用することによって安定・高品質のシステム開発業務をご支援することができます。

Step4:アセスメント支援

このステップでは、構築・改良した「標準開発プロセス定義書」を実プロジェクトで適用した結果、Automotive SPICEの目標レベルを達成しているかどうかを、プロセスエリア毎に確認します。
このアセスメントは、資格を有するリードアセッサが実施いたします。

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当社からのご提案

車載システム開発は、自動車に求められ続ける新しい機能に向けて、改善を続けるライフサイクルがあります。当社は、単なるプロジェクト毎のプロセス適用支援や製品群・組織単位の標準開発プロセス構築にとどまらず、要件分析から実装・評価までのソフトウェアエンジニアリングを総合的にご提供することが可能です。

お客様のご要望に沿った継続的な改善に寄り添い続け、一緒に力を合わせて取り組んでいきますので、ご用命がありましたら是非お問い合わせください。

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