CASES導入事例

安心を届ける為に。
製品トレーサビリティの一括管理の実現。

#BPM,#DX,#intra-mart,#アプリケーション開発

当社は製造現場にて、製造プロセスをマスター化し、作業の着手・完了を制御し、使用する治工具を含めて、全ロットの製造情報をすべて記録し、製品トレーサビリティを分断なく実現する「製造実行システム (MES)」を intra-mart BPM にて構築しました。また、製造装置との連携で intra-mart IoT で管理図を常時表示し、迅速な異常検知を行う事で、品質改善に対応することができます。

  • 課題

    業務とITが分断されておりトータルな標準化がされておらず、一貫したトレーサビリティ確保が困難だった。
    また一般的に高額な製造管理システムを、安価・迅速に導入したかった。

  • 導入効果

    BPM-IoT連携によるモノと情報の整合を実現し、属人的でない高度なトレーサビリティプロセスが保証された。またリアルタイムに情報統合され、時系列で工程や装置のコンディションが可視化。またBPM利用で標準化された製造管理プロセス/システムとして他事・多品種への展開が望めるようになった。

製品トレーサビリティとは、部品や製品が「いつ・どこで・だれが」製造したか追跡できるようにロット番号などで識別出来るようにするもので、それを要求される製造現場では厳密な管理が求められ、属人的な記録方法や部分的なシステム化では限界がありました。
この開発では、作業者・材料・装置・工程を「MES」に登録し、作業者は加工装置前にあるPCで、自分のICタグと製造ロットについている電子指図書を照合。画面に表示される工程画面にそって作業を実施すると、作業記録がすべて自動保存されるようになっています。また、これら情報からロットトレースレポート等が作成されます。
管理画面ではリアルタイムに管理図が表示され、警告も明確に通知されます。これを基に品質改善に向けても迅速に対応することができます。

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