COLUMNニューソンコラム

2024.03.19

第16回オートモーティブワールド展示会レポート ~未来を切り拓く!クルマの先端技術展~

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2024年1月24日~26日の3日間、東京ビッグサイトで第16回オートモーティブワールドが開催されました。当社は、NTTデータグループの合同ブース内で『Automotive SPICEプロセス適用/アセスメント支援サービス』を展示いたしました。

▲ビッグサイトの会場案内


オートモーティブワールドはクルマの先端技術展と呼ばれ、クルマに関する最新技術が一堂に出展される大規模な展示会です。今回開催された3日間での来場者数は77,744名となりました。 会場では次回開催の展示ブースの予約が行われていましたが、既に大多数のブースが埋まるほどの盛況でした。




NTTデータ ニューソン展示ブース

本展示会にて当社は『Automotive SPICEプロセス適用/アセスメント支援サービス』を展示いたしました。 会場では、入り口に一番近い場所にNTTデータグループのブースがあり、さらにその中でも当社は入り口側に位置したため、多くの来場者の方が興味をもって足をとめてくださいました。

▲ブースにて、来場者へソリューションについて説明中!数人で交代しながら対応しました。

本展示会はクルマの先端技術の展示会ですので、車載開発に携わる来場者も多くいらっしゃいました。当社が展示していたAutomotive SPICEについては、「聞いたことはあるけれどまだ具体的に何をするのか、どう進めればいいのか手探り状態」「対応を進めているが上手く進められていない」といった声が多かったのですが、当社のソリューションを説明した後にはとても興味をもっていただけました。

もちろんAutomotive SPICEを知らない方、他業種の方もいらっしゃいましたが、本ソリューションを説明することでとても興味を示していただき、当社としてもソリューションの魅力や需要について再確認することができました。

NTTデータ ニューソン ソリューション講演

本展示会ではミニ講演ブースもあり、当社も25日、26日にそれぞれ講演しました。

当社ソリューションである『Automotive SPICEプロセス適用/アセスメント支援サービス』について15分間、Automotive SPICEの必要性や、ソリューション適用時の流れ、適用することでのメリット等を説明いたしました。







また実際に現場で実施してきた作業内容(プロセス改善の流れ)についても紹介しました。 講演に参加いただいた来場者の方も、やはり具体的な中身の話に興味があったようで、真剣に話を聞きメモを取ってくださる方や、その後ブースに立ち寄って詳しい話を聞かれる方もいらっしゃいました。

▲講演も大盛況!用意した座席も埋まり、周りで立ち見する人も!

オートモーティブワールド全体を振り返って

当社ブースの展示は3日間、トラブルもなく大盛況で終わることができました。

今回オートモーティブワールドの展示や、実際に現場で活躍される多くの方との交流を経て、あらためてクルマ技術の進化の早さを感じるとともに、安全・品質担保の必要性や需要を感じました。

また、他企業様の展示ブースを見て回ったところ、技術展示が多くはありましたが、当社と同様のプロセス改善や品質担保のソリューションを展示されている企業様も複数いらっしゃいました。
プロセス改善や品質担保の展示はいずれも混雑している様子で、ブース内を見て回るのも一苦労するほどの大盛況でした。 ここでもまた、安全・品質担保に対し、多くの人が関心を抱いていることを再認識しました。

欧州などでは車載開発においてAutomotive SPICEによる品質担保が要件として取り入れられており、国内の開発現場においても今後求められる可能性が高まってきています。
求められてから対応するとなると現場は混乱すること必至です。現場へのインパクトを最小限にしたプロセス改善をするためにも、早めの対応と、当社の『Automotive SPICEプロセス適用/アセスメント支援サービス』の導入はいかがでしょうか。 ぜひ、ご検討ください。

執筆者

河野 賢司
デジタルソリューション事業部 DX統括部 IoT開発担当 課長
組み込みシステム開発に従事したのち、インフラエンジニアとしてオンプレ・クラウド環境(パブリック、プライベート)のサーバー構築、保守・運用に従事。その後IoT担当となり、現在は車載開発プロセス改善支援など、Automotive SPICE関連の支援業務に携わっている。