Mobility Software モビリティソフトウェア開発

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スマートモビリティ社会実現に向けての貢献

「スマートモビリティ」とは、自動運転や交通渋滞の緩和など、人々の移動を安全にするためのテクノロジーを指します。カーナビの機能向上や情報通信技術(ICT)、人工知能(AI)などの新しいテクノロジーが日々進化しており、私たちの生活を豊かに変えています。また、スマートモビリティの利用はCO2排出量の削減にも寄与しています。

スマートモビリティの進化は、相互に関連し合いながら自動車の未来を形作っています。
単に技術の進歩だけでなく、私たちの生活様式、社会構造、そして地球環境に対する考え方など、様々な面から自動車のこれからに影響しており、自動車は今後も進化し続けます。

特にソフトウェアを中心とした自動車制御(自動運転/先進運転支援システム(AD/ADAS))や、OTA(Over The Air*1)を含むSDV(Software Defined Vehicle*2)へのシフトが急激に進み、現在ではソフトウェアの品質が自動車の競争力を大きく左右すると言われています。

当社は長年にわたる組込システム開発の技術力を活かし、CASE*3時代における車載システム開発に注力しています。さらに、業界標準であるAutomotive SPICE*4に基づいたプロセスの構築・導入を通じて、お客様の車載システム開発をサポートしています。

*1 Over The Air:無線通信を介してソフトウェアやファームウェアなどのアップデートを含む、車両とのデータの送受信を行う技術。 *2 Software Defined Vehicle:ソフトウェアによってカスタマイズ(個別化)される車。 *3 CASE:「Connected」(コネクテッド)、「Autonomous」(自動運転)、「Shared & Services」(カーシェアリングとサービス)、「Electric」(電気自動車)の頭文字をとった言葉。 *4 Automotive SPICE:車載ソフトウェア開発プロセスのフレームワークを定めた業界標準のプロセスアセスメントモデルのこと。

当社の車載ECU(Electronic Control Unit)ソフトウェア開発支援

自動車の進化に伴い、業界全体が自動運転の実用化を目指して競い合い、レベル3*5に相当する条件付き自動運転技術も開発されています。
メーカー各社は、技術力をさらに高め、新しい技術を取り入れるため、M&Aや他業種との技術連携を行い、ソフトウェア技術の強化に取り組んでいます。

例えば、安全性を強固なものにするためには、自動運転のために自動車に搭載されたセンサーだけでは死角に隠れた歩行者やセンサーで検知できない位置の状況を把握できません。そのため、コネクテッドカーから得られる情報や周辺インフラの情報と連動しながら、自動運転を実現する「インフラ協調型自動運転」の技術も進められています。
また、自動車の電動化も絶え間ない進化を遂げています。化石燃料に依存する従来の自動車に代わる "クリーンなエネルギー源" として電気を使用する電気自動車(EV)は、排出ガスがゼロまたは非常に少ないため、大気汚染の削減に貢献します。さらに、EV は、再生可能エネルギーからの電力を使用することで、環境に優しい持続可能な移動手段となります。

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当社では下記の技術知見を活用し、AD/ADAS及び、コックピット,セントラルドメインコントローラー等の「ECU」を中心に、Automotive SPICE/機能安全(ISO26262)の有資格者による、機能安全に適合した高品質なソフトウェアの開発を行っております。

 ・自動運転/先進運転支援システム,自動駐車,各種ドメインコントローラ,メータークラスター,他
 ・AUTOSAR CP/AP,BSW,MBD,Automotive SPICE,機能安全,車載セキュリティ
 ・各種SoC及び、マイコン製品対応,車載OS対応

*5 自動運転のレベル3:条件付運転自動化のこと。システムが全ての動的運転タスクを限定領域において実行。作動継続が困難な場合は、システムの介入要求などに適切に応答する。



Automotive SPICE適用のアセスメント支援

自動車のソフトウェア開発には高い技術力が必要です。同時に高い品質を担保する必要があります。品質を確保する開発プロセスフレームワークとしてAutomotive SPICEが世界的な業界標準のプロセスアセスメントモデルであり、現在はECU等の車載ソフトウェアの開発プロセスがAutomotive SPICEに準拠していることが、OEMの部品の調達要件となりつつあります。

当社には、Automotive SPICEのアセッサー資格保有者が多数在籍しており、その数は年々増えています。お客様のシステム開発における開発プロセス改善・構築などのアセスメント支援等、自動車の機能安全を支援する施策をアセッサーが中心となり積極的に行っております。
詳細に関しては、以下のサービスをご覧ください。